初めての方へ
太極拳同好会に興味を持っていただきありがとうございます。
この同好会は太極拳が好きな仲間の集まったサークルです。
2000年に設立し、2011年に体育同好会連盟に加わったのち
現在も活動を続けています。
ここでは初めての方へ、以下の三つのことを紹介します。
・太極拳や同好会について
・稽古の大まかな内容
・当同好会のはじめの一年
それでは、
ごゆっくりとお楽しみください。
太極拳や同好会について
太極拳は中国発祥の伝統武術です。
身体をゆるめることを重視する武術であり、私たち同好会は太極拳が上達することを目指して日々稽古をしています。
稽古の目的は一人一人で違います。
健康になりたい、強くなりたい、雰囲気が良い、体育の「太極拳」科目が面白かったからやってみたい、といったように様々です。
同好会員のほとんどが初めは未経験ですが、稽古を重ねるにつれて次第に上手になっていきます。
上級生になるころにはより動きの難しいものや、剣など道具を用いるものも出来るようになります。
当同好会は日本学生武術太極拳連盟に所属しているので、審査会を受けて公認の段級を取得する人や、大会に出場する人も出てきます。
稽古の大まかな内容
稽古会 白門前広場でみんなで稽古
太極拳は自分の身体をゆるめ、相手の力を利用することを重視します。
従って稽古の種類も型の稽古を行うだけではなく、相手に触れて力を感じ取る稽古など様々です。
太極拳は動きがゆるやかなので、筋量が少ない人でも始めやすく、また忙しい大学生活の中でも時間や場所を選ばないで出来るものです。
私たち同好会の稽古には、仲間同士で予定を合わせて設けた稽古時間や、各週・イベント毎にお招きする先生方のご指導があります。
一方で各々がみずから稽古をして、課題に取り組み達成していくことも重視しています。
同好会の始めの一年
同好会のはじめの一年
~春~
総会後の稽古会 幹事長の動作に合わせて動く
四月、桜の映えるキャンパスで先輩たちや、大学で出会えた友達と体験稽古をしながら、新しい生活に慣れていきます。
先輩に誘われて懇親会に参加をしてみたり、先輩や友達と出かけたりしながら、少しずつ打ち解けていきます。
五月には総会を迎え、正式に入会します。師範の先生にもお会いして、質の高いご指導を受けます。
二か月過ぎる頃には大学生活が日常になり、勉強の要領も分かってきます。同好会でも前期の締めくくりとして納会に参加し、期末テストを終えてこれまでで一番長い夏休みです。
同好会のはじめの一年
~夏~
夏合宿 周りの先輩を見つつ、自分でも動けるように取り組む
バイトや旅行、勉強などに忙しい中、みんなで集まれる日に稽古をして、夏の終わりには合宿を迎えます。
普段の稽古ではなかなか予定が合わず会えない仲間や先輩も、合宿ではみんなが揃います。3泊4日で寝食を共にして、同好会全員で仲良く楽しめます。
先生方をお招きして日が昇り沈むまで稽古するので、見違えるように太極拳が上達します。
同好会のはじめの一年
~秋~
白門祭演武 自信もって簡化24式太極拳の演武が披露できるようになる
後期の授業も始まり、秋が深まるにつれて演武や審査会といった魅せる機会が増えてきます。
白門祭を筆頭に交流大会など様々な場で演武をして、大勢の前で披露します。
審査会では、自分の力を信じて審査員の前で演武をします。
秋はこれまでの稽古で身につけた成果を披露する季節です。
どのイベントも緊張しますが、とても楽しい思い出となります。
同好会のはじめの一年
~冬~
送別稽古 お世話になった4年生が卒業し、これから新年度がはじまる
元旦を迎え、後期のテストも無事に乗り切って、後期納会にて幹部交代式です。
新幹部のもと春の合宿や来年度の新歓に向けて準備していく中で、新しい同好会の雰囲気が生まれてきます。
先輩になるという緊張と新たな後輩を迎える楽しみが混ざりながら、新たな年度を迎えていくのです。